薬剤師が活躍している意外な3つの職場とは

薬剤師になった人が働く就職先といえば病院や調剤薬局、製薬会社などが代表的です。しかしそれ以外にも多くの場所で薬剤師が活躍しています。あまり世間には知られていませんが薬剤師を必要としている仕事が数多くありますので、その一例を紹介していきます。

まず初めが「物流倉庫の在庫管理」です。物流会社と薬剤師と何の関係があるのか不思議に思う人もいますが、こういった物流会社では医薬品や化粧品、医薬部外品、医療機器などの商品を扱っている場合が多く、慎重に在庫管理を行う必要があることやに薬事法関連の申請を行うことから薬剤師が必要とされています。

薬品の品質や安全性を確保する以外にも、設備の点検や薬品に関する問い合わせの対応など専門知識を持っていないとできなような業務を任されます。ただし倉庫がメインの職場になることから倉庫で働いている人の管理や指示出しなど管理職と同等の仕事を任されることもあります。新人の場合は一通りの業務内容を把握するために、全ての業務を通して経験させる企業もあるようです。

次に挙げられる職場が「老人保健施設」です。老人保健施設には300人の入所者に対して1人の薬剤師を設置しなければならないと定められています。こういた理由から、ある程度の規模を持つ老人保健施設では決まった薬剤師が配置されています。主な業務は薬の服薬指導や医薬品の管理になります。

立場的には正社員というよりも、派遣やパートとして管理・指導に赴く形態が多くなっています。もともと調剤薬局や病院などに勤務していた経験がある人が雇われやすくなります。仕事の大変さは入所者数や管理する薬の種類によってさまざまです。

人数が少なければそれだけ服薬指導や管理の手間が少なく済みます。その一方で入所者数が100人を超えるような大御所であれば、あまりの管理の煩雑さに戸惑うかもしれません。病院勤務の薬剤師と同等の業務をこなすと考えれば良いでしょう。

最近、増加傾向にあるのが薬剤師の「医薬品関連のネット企業」への就職です。条件付きでインターネットで薬が購入することを許可する法律ができてから、一気にネット経由で医薬品を購入する消費者層が増加しました。これに伴い、ネットで医薬品を積極的に売り出す企業が増えてきています。医薬品の中でも第1類医薬品は薬剤師がいなければ販売できないことになっています。

また第1類医薬品は利益率も高いため、企業側としては薬剤師を雇いたいと考えているのです。そのため、通信販売で医薬品を売る企業は積極的に薬剤師の求人を出して募集をかけるようになってきています。今後、アメリカのようにOTC薬を気軽に購入できるようになれば、ますますネット企業における薬剤師の需要が伸びていくと予想されます。